バイザグラスのソムリエ松沢裕之です。
1月18日(木)の夜、本年1回目となるお気楽ワインセミナー
「ロワールの大河が育む個性豊かなワインと美味しい料理を楽しむ会」
を開催しました。
会場は東京・中央区のVASHON日本橋兜町店です。
今回はロワール地方のワインを揃えました。
まずはヴーヴレのスパークリングワインで乾杯!
シャンパーニュと同じ伝統方式(瓶内二次発酵方式)で造られた、本格的スパークリングワインです。
シュナン・ブラン100%。
色調が思いのほか濃く、香りもリンゴやアンズのよく熟した印象。
果実味シッカリ、ハチミツのような後味も感じられる、骨格のあるスパークリングワインでした。
このVASHONでのワインセミナーは、美味しいお食事とともにワインを気軽に学ぶ会です。
キッチンではシェフが大忙し。ひと皿めの料理の仕上げに入っています。
その間、参加者全員のお名前をご紹介。
すでに常連の方、今回が初めての方・・・さまざまですが、バイザグラスで楽しむワインがつなぐ縁(えん)。
皆さん、これからぜひ仲良くやりましょう!
ひと皿めはシェーブルとクルミのサラダ、豚肩肉のリエット添えです。
シェーブルもリエットも、ヴーヴレ泡の立体的な味わいと非常によく合いました。
ちなみにこのリエット、手作りですね。とてもおいしい ^^
ここで、プログラムには入れていなかったのですが、
オマケのワインの位置づけで、白ワインをお出ししました。
ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ。
ロワール地方では最も大西洋寄りにある産地で、ミュスカデ種から造られる爽やかで軽快な白ワインです。
メロンの香りに似た吟醸香も感じられます。
みんな真剣に香りをとっていますね。
ふた皿めはサーモンのハーブ仕立てのムニエル、4種のキノコのソテー添えです。
シュプレームソースでいただきます。
お店の方からお料理の説明をしていただいています。
美味しくて、食べるのに夢中かも?(笑)
白ワインはプイィ・フュメ。
ソーヴィニヨン・ブラン100%です。
ロワールのソーヴィニヨン・ブランといえばサンセールが最も有名ですが、
このプイィ・フュメはロワール河をはさんでサンセールの対岸にある産地です。
サンセールが刺身やカルパッチョなどに合うのに対し、
プイィ・フュメはどちらかというとグリエやムニエルのような火を通した魚に合うといわれています。
この肉厚で美味しいサーモンのムニエル、プイィ・フュメに合わないはずがありません。
見事にマリアージュしていました。
美味しい料理に、参加者の皆さん同士の会話もはずんでいきます。
3皿めは牛もも肉のブルギニオンバターのせ、焼きリンゴと赤ワインのソースです。
お肉そのものは味付けを主張せず、素材そのものを活かしたやさしい味わい。
これにブルギニヨンバターと、お肉の下に隠れている焼きリンゴが味を加え、絶妙なハーモニーを醸し出します。
ワインは赤ワイン2種類をほぼ同時にサーブしました。
ひとつはソミュール・シャンピニー。
カベルネ・フラン種100%の、柔らかでしなやかな口当たりのミディアムボディの赤ワインです。
すこしピーマンを思わせるベジタブルフレーバーがあり、どことなく田舎的な素朴さを感じさせるワイン。
ほんとに柔らかい。なんだかホッコリする?赤ワインです。
もうひとつは、サンセールの "赤ワイン"。
サンセールといえば白ワインが世界的に有名ですが、今回はあえてサンセールの赤を選んでみました。
ピノ・ノワール100%です。
"ソーヴィニヨン・ブランの魔術師" との異名を持ち、秀逸な白ワインの造り手として知られるパスカル・ジョリヴェ。
その彼が造った赤ワインで、非常にピュアでエレガントな味わいです。
チェリーやラズベリーをかじったときのようなキュンと来る酸味とともに、意外に果実味にコクがあり、一種の旨みを伴う上質な口当たり。
どちらの赤ワインも料理によく合いましたが、
少々タンニンもあるカベルネ・フランは素材感のあるお肉と、ピノ・ノワールはブルギニヨンバターや焼きリンゴの複雑さととくにマッチした・・・というと、こじつけ過ぎでしょうか ^^
宴もたけなわで皆さん盛り上がっているようです。
楽しい夜はまだまだ続きます。
今回も予定時間を30分ほど過ぎてしまいました。。
ほぼ毎月恒例の、VASHON日本橋兜町でのお食事つきワインセミナー、
次回は 2月15日(木) 19時から開催します。
テーマは
「ローヌ渓谷の太陽の恵みをたっぷり受けた陽気なワインと美味しい料理を楽しむ会」
で、ローヌ地方のワインをセレクトします。
ご興味のある方、ぜひご参加ください。
バイザグラスのスタッフ一同、あなたとの出会いを楽しみにしています。
(バイザグラス株式会社 代表取締役・ソムリエ 松沢裕之)
1月18日(木)の夜、本年1回目となるお気楽ワインセミナー
「ロワールの大河が育む個性豊かなワインと美味しい料理を楽しむ会」
を開催しました。
会場は東京・中央区のVASHON日本橋兜町店です。
今回はロワール地方のワインを揃えました。
まずはヴーヴレのスパークリングワインで乾杯!
シャンパーニュと同じ伝統方式(瓶内二次発酵方式)で造られた、本格的スパークリングワインです。
シュナン・ブラン100%。
色調が思いのほか濃く、香りもリンゴやアンズのよく熟した印象。
果実味シッカリ、ハチミツのような後味も感じられる、骨格のあるスパークリングワインでした。
このVASHONでのワインセミナーは、美味しいお食事とともにワインを気軽に学ぶ会です。
キッチンではシェフが大忙し。ひと皿めの料理の仕上げに入っています。
その間、参加者全員のお名前をご紹介。
すでに常連の方、今回が初めての方・・・さまざまですが、バイザグラスで楽しむワインがつなぐ縁(えん)。
皆さん、これからぜひ仲良くやりましょう!
ひと皿めはシェーブルとクルミのサラダ、豚肩肉のリエット添えです。
シェーブルもリエットも、ヴーヴレ泡の立体的な味わいと非常によく合いました。
ちなみにこのリエット、手作りですね。とてもおいしい ^^
ここで、プログラムには入れていなかったのですが、
オマケのワインの位置づけで、白ワインをお出ししました。
ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ。
ロワール地方では最も大西洋寄りにある産地で、ミュスカデ種から造られる爽やかで軽快な白ワインです。
メロンの香りに似た吟醸香も感じられます。
みんな真剣に香りをとっていますね。
ふた皿めはサーモンのハーブ仕立てのムニエル、4種のキノコのソテー添えです。
シュプレームソースでいただきます。
お店の方からお料理の説明をしていただいています。
美味しくて、食べるのに夢中かも?(笑)
白ワインはプイィ・フュメ。
ソーヴィニヨン・ブラン100%です。
ロワールのソーヴィニヨン・ブランといえばサンセールが最も有名ですが、
このプイィ・フュメはロワール河をはさんでサンセールの対岸にある産地です。
サンセールが刺身やカルパッチョなどに合うのに対し、
プイィ・フュメはどちらかというとグリエやムニエルのような火を通した魚に合うといわれています。
この肉厚で美味しいサーモンのムニエル、プイィ・フュメに合わないはずがありません。
見事にマリアージュしていました。
美味しい料理に、参加者の皆さん同士の会話もはずんでいきます。
3皿めは牛もも肉のブルギニオンバターのせ、焼きリンゴと赤ワインのソースです。
お肉そのものは味付けを主張せず、素材そのものを活かしたやさしい味わい。
これにブルギニヨンバターと、お肉の下に隠れている焼きリンゴが味を加え、絶妙なハーモニーを醸し出します。
ワインは赤ワイン2種類をほぼ同時にサーブしました。
ひとつはソミュール・シャンピニー。
カベルネ・フラン種100%の、柔らかでしなやかな口当たりのミディアムボディの赤ワインです。
すこしピーマンを思わせるベジタブルフレーバーがあり、どことなく田舎的な素朴さを感じさせるワイン。
ほんとに柔らかい。なんだかホッコリする?赤ワインです。
もうひとつは、サンセールの "赤ワイン"。
サンセールといえば白ワインが世界的に有名ですが、今回はあえてサンセールの赤を選んでみました。
ピノ・ノワール100%です。
"ソーヴィニヨン・ブランの魔術師" との異名を持ち、秀逸な白ワインの造り手として知られるパスカル・ジョリヴェ。
その彼が造った赤ワインで、非常にピュアでエレガントな味わいです。
チェリーやラズベリーをかじったときのようなキュンと来る酸味とともに、意外に果実味にコクがあり、一種の旨みを伴う上質な口当たり。
どちらの赤ワインも料理によく合いましたが、
少々タンニンもあるカベルネ・フランは素材感のあるお肉と、ピノ・ノワールはブルギニヨンバターや焼きリンゴの複雑さととくにマッチした・・・というと、こじつけ過ぎでしょうか ^^
宴もたけなわで皆さん盛り上がっているようです。
楽しい夜はまだまだ続きます。
今回も予定時間を30分ほど過ぎてしまいました。。
ほぼ毎月恒例の、VASHON日本橋兜町でのお食事つきワインセミナー、
次回は 2月15日(木) 19時から開催します。
テーマは
「ローヌ渓谷の太陽の恵みをたっぷり受けた陽気なワインと美味しい料理を楽しむ会」
で、ローヌ地方のワインをセレクトします。
ご興味のある方、ぜひご参加ください。
バイザグラスのスタッフ一同、あなたとの出会いを楽しみにしています。
(バイザグラス株式会社 代表取締役・ソムリエ 松沢裕之)