バイザグラスのソムリエ松沢裕之です。
ドイツの冷涼な天候の中では、高貴なブドウ品種リースリングが真の実力を発揮します。
リースリングはドイツ最大のブドウ品種で、全ブドウ栽培量の約23%を占めています。
ちなみにドイツのリースリング栽培面積は世界第1位で、全世界のリースリングの約60%(!)がドイツで栽培されています。

▲ドイツのリースリングワイン
ドイツで2番目に栽培量が大きいのは、少々特徴の捉えにくい白ブドウ品種ミュラー・トゥルガウです。
これはリースリングとマドレーヌ・ロワイヤルというブドウから人工的に交配されてできた品種です。
ミュラー・トゥルガウはリースリングよりもボディが軽めで、リースリングほど風味が豊かではありません。
正直、偉大なワインになるポテンシャルも感じられません。
このブドウ品種は近年、徐々に存在感を失ってきています。
あまり人気がなくなってきたからです。
リースリング、ミュラー・トゥルガウの次にドイツで最も多く栽培されているブドウ品種は、信じられないかもしれませんが、ピノ・ノワールです。
ピノ・ノワールはドイツでは
シュペート・ブルグンダー Spätburgunder と呼ばれています。
20年ちょっと前までは、ピノ・ノワールはドイツにおいてそれほど重要視されておらず、ブドウ栽培面積全体のわずか2~3%ほどしかありませんでした。
しかし、現在のドイツでピノ・ノワール11.5%を占めており、黒ブドウでは1番、ブドウ全体でも3番目に栽培面積の大きいブドウ品種となっています。
黒ブドウでピノ・ノワールの次に栽培面積が大きいのは、土着品種であるドルンフェルダーです。
ドイツのブドウ全体の中では4番目に栽培面積が大きく、全ブドウ栽培面積の約8%を占めています。
ドルンフェルダーは土着品種と言いましたが、正確にはヘルフェンシュタイナー、ヘロルドレーベという2つの土着品種の交配で生まれた品種です。
これに続く5番目以下のブドウ品種5つのうち、4つは白ブドウとなります。
栽培面積の順に言いますと、白ブドウのルーレンダー(ピノ・グリ)、シルヴァーナー、ヴァイブルグンダー(ピノ・ブラン)、次に黒ブドウのポルトギーザー、そして白ブドウのケルナーとなります。
近年のドイツワインの傾向は明確です。
①リースリングが依然として主役ですが、辛口が主体となってきています
②かつてはポピュラーだったミュラー・トゥルガウは、今ではやや時代遅れとなっています
③赤ワイン、特にピノ・ノワールの人気が上昇しています
地球温暖化の影響もあり、ドイツワインのトレンドも甘口→辛口、白ワイン→赤ワインへとシフトしているようですね。

ドイツの冷涼な天候の中では、高貴なブドウ品種リースリングが真の実力を発揮します。
リースリングはドイツ最大のブドウ品種で、全ブドウ栽培量の約23%を占めています。
ちなみにドイツのリースリング栽培面積は世界第1位で、全世界のリースリングの約60%(!)がドイツで栽培されています。

▲ドイツのリースリングワイン
ドイツで2番目に栽培量が大きいのは、少々特徴の捉えにくい白ブドウ品種ミュラー・トゥルガウです。
これはリースリングとマドレーヌ・ロワイヤルというブドウから人工的に交配されてできた品種です。
ミュラー・トゥルガウはリースリングよりもボディが軽めで、リースリングほど風味が豊かではありません。
正直、偉大なワインになるポテンシャルも感じられません。
このブドウ品種は近年、徐々に存在感を失ってきています。
あまり人気がなくなってきたからです。
リースリング、ミュラー・トゥルガウの次にドイツで最も多く栽培されているブドウ品種は、信じられないかもしれませんが、ピノ・ノワールです。
ピノ・ノワールはドイツでは
シュペート・ブルグンダー Spätburgunder と呼ばれています。
20年ちょっと前までは、ピノ・ノワールはドイツにおいてそれほど重要視されておらず、ブドウ栽培面積全体のわずか2~3%ほどしかありませんでした。
しかし、現在のドイツでピノ・ノワール11.5%を占めており、黒ブドウでは1番、ブドウ全体でも3番目に栽培面積の大きいブドウ品種となっています。
黒ブドウでピノ・ノワールの次に栽培面積が大きいのは、土着品種であるドルンフェルダーです。
ドイツのブドウ全体の中では4番目に栽培面積が大きく、全ブドウ栽培面積の約8%を占めています。
ドルンフェルダーは土着品種と言いましたが、正確にはヘルフェンシュタイナー、ヘロルドレーベという2つの土着品種の交配で生まれた品種です。
これに続く5番目以下のブドウ品種5つのうち、4つは白ブドウとなります。
栽培面積の順に言いますと、白ブドウのルーレンダー(ピノ・グリ)、シルヴァーナー、ヴァイブルグンダー(ピノ・ブラン)、次に黒ブドウのポルトギーザー、そして白ブドウのケルナーとなります。
近年のドイツワインの傾向は明確です。
①リースリングが依然として主役ですが、辛口が主体となってきています
②かつてはポピュラーだったミュラー・トゥルガウは、今ではやや時代遅れとなっています
③赤ワイン、特にピノ・ノワールの人気が上昇しています
地球温暖化の影響もあり、ドイツワインのトレンドも甘口→辛口、白ワイン→赤ワインへとシフトしているようですね。










