バイザグラスのソムリエ松沢裕之です。
ワインはブドウ100%で造られるので、原料が大切です。
ワインの品質の9割はブドウで決まるといわれています。
よいブドウを作らないと、よいワインはできません。
ふつうビール会社は大麦畑を持っていないし、
日本酒の酒造会社は田んぼを持っていないけど、
ワイナリーはブドウ畑を持っていますね。
ワイン造りにおいて、いかに原料のブドウが大切かがわかります。
色を見て、香りを感じて、飲んでみると、原料が想像できる。
品種とか、産地などが想像できる。
これがワインの楽しいところです。

たとえば、上の写真のようなワインを見ると、
淡い色調をしていますね。
なんとなく、エッジ(液面のふち)がグリーンがかった感じもします。
「淡い、グリーンがかった、レモンイエロー」と表現できますが、
なぜ、そのような外観なのだろう?
ブドウ品種のせい? 産地のせい? 造り方? ・・・
と想像を働かせていきます。
鼻で香りをとってみると、
芳香性に富み(アロマティック)で、白い花のような香りと、すこし青リンゴのような香りもします。
なぜ、そのような香りなのだろう?
ブドウ品種のせい? 産地のせい? ・・・
と、また想像を働かせていきます。
口に含んでみると、
けっこう酸味がシャープで、その酸味もグレープフルーツというよりは青リンゴっぽくて、
思ったよりはサラっとしておらず、フレッシュな果実味を強く感じます。
全般として、フレッシュ、フルーティ、フローラルな総合印象の辛口の白ワインです。
そこで、あーなるほどー、
このワインはリースリングというブドウ品種から造られていて、
産地はフランスのアルザス地方だろうなー、と想像できるわけです。
外観と香りに同様の特徴を持っていても、すこし甘みを感じるワインであれば、
同じリースリングでもドイツのものである可能性が高くなります。
こんなふうに、ちょっぴり分析しながらワインを楽しむ習慣をもつと、
ワインのことが、よりよくわかるようになり、ワインの楽しさも深まっていきます。
バイザグラスのワインセミナーでは、
実際にワインを一緒にテイスティングしながら、このようなお話もしています。
ワインを味わって、どう感じたかを、皆で意見交換するのも楽しいですね。
ワインの楽しさを、もっともっと多くの皆さんに伝えていきたいと思っています。

ワインはブドウ100%で造られるので、原料が大切です。
ワインの品質の9割はブドウで決まるといわれています。
よいブドウを作らないと、よいワインはできません。
ふつうビール会社は大麦畑を持っていないし、
日本酒の酒造会社は田んぼを持っていないけど、
ワイナリーはブドウ畑を持っていますね。
ワイン造りにおいて、いかに原料のブドウが大切かがわかります。
色を見て、香りを感じて、飲んでみると、原料が想像できる。
品種とか、産地などが想像できる。
これがワインの楽しいところです。

たとえば、上の写真のようなワインを見ると、
淡い色調をしていますね。
なんとなく、エッジ(液面のふち)がグリーンがかった感じもします。
「淡い、グリーンがかった、レモンイエロー」と表現できますが、
なぜ、そのような外観なのだろう?
ブドウ品種のせい? 産地のせい? 造り方? ・・・
と想像を働かせていきます。
鼻で香りをとってみると、
芳香性に富み(アロマティック)で、白い花のような香りと、すこし青リンゴのような香りもします。
なぜ、そのような香りなのだろう?
ブドウ品種のせい? 産地のせい? ・・・
と、また想像を働かせていきます。
口に含んでみると、
けっこう酸味がシャープで、その酸味もグレープフルーツというよりは青リンゴっぽくて、
思ったよりはサラっとしておらず、フレッシュな果実味を強く感じます。
全般として、フレッシュ、フルーティ、フローラルな総合印象の辛口の白ワインです。
そこで、あーなるほどー、
このワインはリースリングというブドウ品種から造られていて、
産地はフランスのアルザス地方だろうなー、と想像できるわけです。
外観と香りに同様の特徴を持っていても、すこし甘みを感じるワインであれば、
同じリースリングでもドイツのものである可能性が高くなります。
こんなふうに、ちょっぴり分析しながらワインを楽しむ習慣をもつと、
ワインのことが、よりよくわかるようになり、ワインの楽しさも深まっていきます。
バイザグラスのワインセミナーでは、
実際にワインを一緒にテイスティングしながら、このようなお話もしています。
ワインを味わって、どう感じたかを、皆で意見交換するのも楽しいですね。
ワインの楽しさを、もっともっと多くの皆さんに伝えていきたいと思っています。
