バイザグラスのソムリエ松沢裕之です。
11月29日の水曜日の夜、お気楽ワインセミナー「バイザグラスのセレクトワインと美味しい料理を楽しむ夕べ」を開催しました。
東京・日本橋にあるVASHON日本橋兜町で、ぼくたちバイザグラスが毎月開催しているお食事付きのワインセミナーです。
今回は「マイナー品種が面白い!」をテーマに、ちょっぴり変わった品種のワインを中心にセレクトしました。
まずはポルトガルの白ワイン、ヴィーニョ・ヴェルデで乾杯!
ロウレイロというブドウ品種を主体に造られる、微発泡を伴うとても爽やかなワインです。
ヴィーニョ・ヴェルデは直訳すると「緑のワイン」。
その名のように若々しく緑がかった色調のフレッシュなワインですが、
実はヴィーニョ・ヴェルデという名前自体はポルトガル北西部のワイン産地の名称で、そこでは赤ワインも造られています。
前菜が出てきました。
ズワイガニを使ったクラブケーキのサラダ添え、オーロラとタルタルの2種類のソースです。
アツアツで美味しいです。
ズワイガニの身がしっかりとしていて、かなり贅沢で歯ごたえがあります。
自己紹介を兼ねた出身地(都道府県)あてクイズなどで、ゲストの皆さん同士も徐々に打ち解け合っていきます。
東京、神奈川、京都、大阪、茨城、千葉・・・なるほど、今回は関東と関西の方々だけだったようですね ^^
さらに南アフリカのシュナン・ブランを合わせてみました。
果実と酸味がしっかりしており、アルコール度数も14度。
厚みとコクのある、骨格のしっかりした白ワインです。
ワインの説明の時間もあります。
今回の南アのシュナン・ブランはシュール・リー製法で造られているので、そのメカニズムやそこから生まれる複雑な香りの特徴などをお話しました。
11月といえば、新酒(ヌーボー)の季節でもありますね!
ゲストの方が提供してくださったボージョレー・ヌーボー(左)と、
イタリアの新酒ノヴェッロ(右)を余興で楽しみました ^^
どちらも果実味主体のフレッシュな味わい。
ちなみに今年のボージョレー・ヌーボー、とてもイイですね。
2皿めは鴨胸肉とアンデスポテトのロースト、エピスを効かせた赤ワインソースです。
この胸肉とてもジューシーで、赤ワインソースがまた絶妙な味わいです。
フランス・ロワール地方のシノンを合わせてみました。
少し熟成したカベルネ・フランの赤ワインで、やや田舎の風味がする柔らかな口当たりのワインです。
美味しい料理とワインとのマリアージュで、会話も弾んでいますね。
主催者のぼくたちにとって、とても嬉しい情景です。
ワインという共通の趣味・テーマで、年齢や性別を超えて一緒に楽しむことができる・・・本当に素晴らしいことだと思います。
ギリシャのマケドニア地方ナウサの赤ワインに合わせて、
3皿めは牛肉のギリシャ風ケフテデスの煮込み、焼きハルミチーズ添えです。
クシノマヴロはギリシャを代表する高貴なブドウ品種で、力強いタンニンとともに、ドライフルーツを思わせる果実味と、引き締まった酸味を持ちます。
どことなくバローロ(ネッビオーロ)を想起させる味わいです。
ケフテデスは、わかりやすく言えばギリシャ風の肉団子。
ハルミチーズはギリシャ、キプロスなど地中海東部で食べられている、ヤギ・羊の少々塩味のあるチーズです。
とてもエキゾチックな美味しさの料理です!
この非常に個性的な味わいのギリシャ風料理に、クシノマヴロのスパイシーさを伴う複雑な風味がよく合いました。
ゲストの皆さん同士、もうすっかり打ち解けていますね ^^
楽しい夜はまだまだ続きます。
VASHONでのお料理つきのワインセミナー、ほぼ毎月開催しています。
次回は来年1月中旬を予定しています。
ご興味のある方、ぜひご参加くださいね!
ぼくたちバイザグラスのワインセミナー情報は、こちらのページで随時アップデートしています。
https://www.bytheglass.jp/seminars
お会いできることを楽しみにしています。
(バイザグラス株式会社 代表取締役・ソムリエ 松沢裕之)
11月29日の水曜日の夜、お気楽ワインセミナー「バイザグラスのセレクトワインと美味しい料理を楽しむ夕べ」を開催しました。
東京・日本橋にあるVASHON日本橋兜町で、ぼくたちバイザグラスが毎月開催しているお食事付きのワインセミナーです。
今回は「マイナー品種が面白い!」をテーマに、ちょっぴり変わった品種のワインを中心にセレクトしました。
まずはポルトガルの白ワイン、ヴィーニョ・ヴェルデで乾杯!
ロウレイロというブドウ品種を主体に造られる、微発泡を伴うとても爽やかなワインです。
ヴィーニョ・ヴェルデは直訳すると「緑のワイン」。
その名のように若々しく緑がかった色調のフレッシュなワインですが、
実はヴィーニョ・ヴェルデという名前自体はポルトガル北西部のワイン産地の名称で、そこでは赤ワインも造られています。
前菜が出てきました。
ズワイガニを使ったクラブケーキのサラダ添え、オーロラとタルタルの2種類のソースです。
アツアツで美味しいです。
ズワイガニの身がしっかりとしていて、かなり贅沢で歯ごたえがあります。
自己紹介を兼ねた出身地(都道府県)あてクイズなどで、ゲストの皆さん同士も徐々に打ち解け合っていきます。
東京、神奈川、京都、大阪、茨城、千葉・・・なるほど、今回は関東と関西の方々だけだったようですね ^^
さらに南アフリカのシュナン・ブランを合わせてみました。
果実と酸味がしっかりしており、アルコール度数も14度。
厚みとコクのある、骨格のしっかりした白ワインです。
ワインの説明の時間もあります。
今回の南アのシュナン・ブランはシュール・リー製法で造られているので、そのメカニズムやそこから生まれる複雑な香りの特徴などをお話しました。
11月といえば、新酒(ヌーボー)の季節でもありますね!
ゲストの方が提供してくださったボージョレー・ヌーボー(左)と、
イタリアの新酒ノヴェッロ(右)を余興で楽しみました ^^
どちらも果実味主体のフレッシュな味わい。
ちなみに今年のボージョレー・ヌーボー、とてもイイですね。
2皿めは鴨胸肉とアンデスポテトのロースト、エピスを効かせた赤ワインソースです。
この胸肉とてもジューシーで、赤ワインソースがまた絶妙な味わいです。
フランス・ロワール地方のシノンを合わせてみました。
少し熟成したカベルネ・フランの赤ワインで、やや田舎の風味がする柔らかな口当たりのワインです。
美味しい料理とワインとのマリアージュで、会話も弾んでいますね。
主催者のぼくたちにとって、とても嬉しい情景です。
ワインという共通の趣味・テーマで、年齢や性別を超えて一緒に楽しむことができる・・・本当に素晴らしいことだと思います。
ギリシャのマケドニア地方ナウサの赤ワインに合わせて、
3皿めは牛肉のギリシャ風ケフテデスの煮込み、焼きハルミチーズ添えです。
クシノマヴロはギリシャを代表する高貴なブドウ品種で、力強いタンニンとともに、ドライフルーツを思わせる果実味と、引き締まった酸味を持ちます。
どことなくバローロ(ネッビオーロ)を想起させる味わいです。
ケフテデスは、わかりやすく言えばギリシャ風の肉団子。
ハルミチーズはギリシャ、キプロスなど地中海東部で食べられている、ヤギ・羊の少々塩味のあるチーズです。
とてもエキゾチックな美味しさの料理です!
この非常に個性的な味わいのギリシャ風料理に、クシノマヴロのスパイシーさを伴う複雑な風味がよく合いました。
ゲストの皆さん同士、もうすっかり打ち解けていますね ^^
楽しい夜はまだまだ続きます。
VASHONでのお料理つきのワインセミナー、ほぼ毎月開催しています。
次回は来年1月中旬を予定しています。
ご興味のある方、ぜひご参加くださいね!
ぼくたちバイザグラスのワインセミナー情報は、こちらのページで随時アップデートしています。
https://www.bytheglass.jp/seminars
お会いできることを楽しみにしています。
(バイザグラス株式会社 代表取締役・ソムリエ 松沢裕之)