バイザグラスのソムリエ松沢裕之です。
9月19日(水)の夜、ワインの集い「気軽にイタリアワイン!」を東京・日本橋のVASHON日本橋兜町店で開催しました。
VASHONでのお食事つきのイベント開催は4ヶ月ぶりとなります。
今回は食欲の秋!というわけで、選りすぐりのイタリアワインを美味しいお料理とともにワイワイ楽しみました。
まずはカデルボスコの「フランチャコルタ」から。
イタリアを代表する本格的スパークリングといえば、フランチャコルタ!
ミラノを州都とするロンバルディア州で造られています。
シャンパーニュと同じ伝統方式(瓶内二次発酵方式)で造られるため、香りや風味に複雑性があります。
シャルドネ主体なので、爽やかさと透明感あふれる味わいです。最初の1杯にピッタリですね。
フランチャコルタに合わせて、1皿めのお料理はカマンベール、生ハム、栗、チコリーのサラダ。
トリュフ風味のヴィネグレットで風味付けされています。
季節感ありますね~まさに秋っ!という感じです。
白ワインは「ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ・クラシコ」。
マルケ州を代表する白ワインです。
お料理は魚介のアクアパッツァ風仕立て(ガーリックトースト添え)。
ヴェルディッキォというと通常はスッキリ系でシンプルなものが多いですが、今回セレクトしたのは典型的なタイプではなく、果実味に凝縮感があり、ややふくよかな味わいのヴェルディッキオです。
色合いも少し濃いめのゴールドですね。
赤ワインは、シチリア島の活火山・エトナ山の北側で造られる高級ワイン「エトナ」です。
ブドウ品種は土着のネレッロ・マスカレーゼ100%。
「シチリアのピノ・ノワール」とも称されています。
このワイン、香りがとてもエレガントで優美な味わいです。
と同時にタンニンも結構しっかりしており、スパイシーさも伴います。
まさに、ラベルに描かれた「火山女」と噴煙とマグマのように、フェミニンさと力強さを併せ持った赤ワインですね。
シチリアは地中海に浮かぶイタリア最大の島であり、地理的・歴史的にアラブやギリシャとも深いつながりを持っています。
そんなシチリアの赤ワインに合わせたお料理は、子羊のシチリア風トマト煮込み~クスクス、ナス、カリフラワーのフリット添えです。
今回は、ゲストの方から素晴らしいワインの差し入れがありました。
なんと、なんと、「ル・ペルゴール・トルテ」 Le Pergole Torte! ホントですか!?
このワイン、キアンティと名乗ってはいませんが、キアンティ・クラシコ地区で造られる最高レベルのワインです。いまだと1本、1万5千円くらいでしょうか。
造り手モンテヴェルティーネ Montevertine は、キアンティ・クラシコ地区の畑からサンジョヴェーゼ100%の非常に卓越したワインを造っている生産者。
このル・ペルゴール・トルテは、毎年違う女性の顔の絵がラベルになるのが特徴です。
今回ご提供くださったのは2014年ヴィンテージ。ラベルの女性もキレイですが、ワインの色が非常にキレイですね。
黒系果実とも赤系果実ともとれる上品な香りとともに、ダークチェリー、ブラックベリー、イチジクなどの凝縮した風味を伴う、とても洗練されたワインでした。
本当にどうもありがとうございます。
このゲストの方は今年ワインエキスパート試験を受験しており、先日無事1次試験に合格されました。
おめでとうございます! 2次試験もがんばってください ^^
素敵なワインを味わいながら、楽しいワイン談義がまだまだ続きます。
VASHON日本橋兜町店でのワインの集い、次回は10月24日(水)19時~21時に「秋こそ、まったり・・フルボディなワインに恋して」と題して開催します(お料理3皿つき)。
詳細が決まり次第、ウェブサイトとFacebookページでご案内します。
フルボディのパワフルなワインを楽しみたい方、ぜひご参加ください!
初めての方もお一人様もお気軽にどうぞ!
(バイザグラス株式会社 代表取締役・ソムリエ 松沢裕之)
9月19日(水)の夜、ワインの集い「気軽にイタリアワイン!」を東京・日本橋のVASHON日本橋兜町店で開催しました。
VASHONでのお食事つきのイベント開催は4ヶ月ぶりとなります。
今回は食欲の秋!というわけで、選りすぐりのイタリアワインを美味しいお料理とともにワイワイ楽しみました。
まずはカデルボスコの「フランチャコルタ」から。
イタリアを代表する本格的スパークリングといえば、フランチャコルタ!
ミラノを州都とするロンバルディア州で造られています。
シャンパーニュと同じ伝統方式(瓶内二次発酵方式)で造られるため、香りや風味に複雑性があります。
シャルドネ主体なので、爽やかさと透明感あふれる味わいです。最初の1杯にピッタリですね。
フランチャコルタに合わせて、1皿めのお料理はカマンベール、生ハム、栗、チコリーのサラダ。
トリュフ風味のヴィネグレットで風味付けされています。
季節感ありますね~まさに秋っ!という感じです。
白ワインは「ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ・クラシコ」。
マルケ州を代表する白ワインです。
お料理は魚介のアクアパッツァ風仕立て(ガーリックトースト添え)。
ヴェルディッキォというと通常はスッキリ系でシンプルなものが多いですが、今回セレクトしたのは典型的なタイプではなく、果実味に凝縮感があり、ややふくよかな味わいのヴェルディッキオです。
色合いも少し濃いめのゴールドですね。
赤ワインは、シチリア島の活火山・エトナ山の北側で造られる高級ワイン「エトナ」です。
ブドウ品種は土着のネレッロ・マスカレーゼ100%。
「シチリアのピノ・ノワール」とも称されています。
このワイン、香りがとてもエレガントで優美な味わいです。
と同時にタンニンも結構しっかりしており、スパイシーさも伴います。
まさに、ラベルに描かれた「火山女」と噴煙とマグマのように、フェミニンさと力強さを併せ持った赤ワインですね。
シチリアは地中海に浮かぶイタリア最大の島であり、地理的・歴史的にアラブやギリシャとも深いつながりを持っています。
そんなシチリアの赤ワインに合わせたお料理は、子羊のシチリア風トマト煮込み~クスクス、ナス、カリフラワーのフリット添えです。
今回は、ゲストの方から素晴らしいワインの差し入れがありました。
なんと、なんと、「ル・ペルゴール・トルテ」 Le Pergole Torte! ホントですか!?
このワイン、キアンティと名乗ってはいませんが、キアンティ・クラシコ地区で造られる最高レベルのワインです。いまだと1本、1万5千円くらいでしょうか。
造り手モンテヴェルティーネ Montevertine は、キアンティ・クラシコ地区の畑からサンジョヴェーゼ100%の非常に卓越したワインを造っている生産者。
このル・ペルゴール・トルテは、毎年違う女性の顔の絵がラベルになるのが特徴です。
今回ご提供くださったのは2014年ヴィンテージ。ラベルの女性もキレイですが、ワインの色が非常にキレイですね。
黒系果実とも赤系果実ともとれる上品な香りとともに、ダークチェリー、ブラックベリー、イチジクなどの凝縮した風味を伴う、とても洗練されたワインでした。
本当にどうもありがとうございます。
このゲストの方は今年ワインエキスパート試験を受験しており、先日無事1次試験に合格されました。
おめでとうございます! 2次試験もがんばってください ^^
素敵なワインを味わいながら、楽しいワイン談義がまだまだ続きます。
VASHON日本橋兜町店でのワインの集い、次回は10月24日(水)19時~21時に「秋こそ、まったり・・フルボディなワインに恋して」と題して開催します(お料理3皿つき)。
詳細が決まり次第、ウェブサイトとFacebookページでご案内します。
フルボディのパワフルなワインを楽しみたい方、ぜひご参加ください!
初めての方もお一人様もお気軽にどうぞ!
(バイザグラス株式会社 代表取締役・ソムリエ 松沢裕之)