バイザグラスのソムリエ松沢裕之です。
ドイツ人は今でもものすごい量のビールを飲みますが、白ワイン・赤ワインの消費もかなりのものです。
つい最近まで、ドイツで飲まれる赤ワインのほとんどは近隣諸国、特にイタリアとフランスから輸入されたものでした。
しかし現在のドイツ人たちは、消費する赤ワインのある程度までは、自国のブドウ畑をアテにすることができるようになっています。
近年の気候の温暖化によって、ドイツでは以前よりも良い赤ワインができるようになっているのです。
バーテン Baden とファルツ Pfaltz の2地域はドイツの中では特に温暖で、ドイツの高品質赤ワインの道を切り開きつつあります。
(ドイツのワイン産地についてはまた回を改めて書きたいと思います。)
バーデンはドイツ最南端の産地で、年間平均気温がドイツで最も高い産地です。
現在ではバーテンで生産されるワインの4割以上が赤ワインです。
ブドウ品種はシュペート・ブルグンダー(ピノ・ノワール)が主体です。
【関連記事】
・ ドイツでは昔も今もリースリングの白ワインが主役 ~ でも近年ではピノ・ノワール(シュペートブルグンダー)の赤ワインの人気が上昇しています
・ ドイツはヨーロッパの伝統的ワイン生産国の中では異色の存在 ~ ずっと甘口の白ワインが主体でしたが、近年の地球温暖化の影響で高品質の赤ワインが増えています
バーデンのシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)の品質の素晴らしさには驚かされます。
かつてのドイツの赤ワインといえば、軽すぎて痩せた感じのものというイメージがありましたが、明らかにそういった面影はなくなりました。

▲ドイツ・バーデンのシュペートブルグンダー
【関連記事】
・ ドイツのバーデン地方の赤ワイン ~ シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)は想像以上に力強かった
もうひとつのファルツはワイン生産量、ブドウ栽培面積ともにドイツ第2位のワイン産地で、素晴らしいリースリングの白ワインと赤ワインの両方を作っています。
しかし、ファルツでも今では4割近くが赤ワインです。
ドルンフェルダーという土着品種がファルツでは最も栽培面積が大きく、ピノ・ノワールがこれに続いています。
ドイツの赤ワイン、これからますます注目していきたいですね!

ドイツ人は今でもものすごい量のビールを飲みますが、白ワイン・赤ワインの消費もかなりのものです。
つい最近まで、ドイツで飲まれる赤ワインのほとんどは近隣諸国、特にイタリアとフランスから輸入されたものでした。
しかし現在のドイツ人たちは、消費する赤ワインのある程度までは、自国のブドウ畑をアテにすることができるようになっています。
近年の気候の温暖化によって、ドイツでは以前よりも良い赤ワインができるようになっているのです。
バーテン Baden とファルツ Pfaltz の2地域はドイツの中では特に温暖で、ドイツの高品質赤ワインの道を切り開きつつあります。
(ドイツのワイン産地についてはまた回を改めて書きたいと思います。)
バーデンはドイツ最南端の産地で、年間平均気温がドイツで最も高い産地です。
現在ではバーテンで生産されるワインの4割以上が赤ワインです。
ブドウ品種はシュペート・ブルグンダー(ピノ・ノワール)が主体です。
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バーデンのシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)の品質の素晴らしさには驚かされます。
かつてのドイツの赤ワインといえば、軽すぎて痩せた感じのものというイメージがありましたが、明らかにそういった面影はなくなりました。

▲ドイツ・バーデンのシュペートブルグンダー
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もうひとつのファルツはワイン生産量、ブドウ栽培面積ともにドイツ第2位のワイン産地で、素晴らしいリースリングの白ワインと赤ワインの両方を作っています。
しかし、ファルツでも今では4割近くが赤ワインです。
ドルンフェルダーという土着品種がファルツでは最も栽培面積が大きく、ピノ・ノワールがこれに続いています。
ドイツの赤ワイン、これからますます注目していきたいですね!
