バイザグラスのソムリエ松沢裕之です。
シャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨン・ブランに続いて4つめの白ブドウは何にするか迷いましたが・・・
白ブドウの4つめはピノ・グリにします!
◆ピノ・グリ◆
ピノ・グリは、「ピノなんとか」と呼ばれるブドウ品種のひとつです。
ほかの「ピノ」には、ピノ・ノワール(黒ブドウ)、ピノ・ムニエ(黒ブドウ)、ピノ・ブラン(白ブドウ)などがあります。
ピノ・グリのグリはグレーの意味で、果皮はややピンク色をしていますが、白ブドウのひとつです。

▲アルザス地方のピノ・グリ
ピノ・グリの本拠地はフランスのアルザス地方です。
イタリアではピノ・グリージョと呼ばれます。
ピノ・グリは、桃やアンズやオレンジの皮のような風味が豊かなワインです。
果皮がピンク色なので他の白ワインに比べるとワインの色も若干濃くなりやすく、味わいにコクが出やすいのもこのブドウの特徴です。
そのため赤ワインの少ないアルザス地方では、豚肉など肉料理に合わせることもよくあります。
ピノ・グリは酸味は際立って高くありませんが、熟しやすい品種で、アルコール度が高くなりやすく、すこし甘く感じることもあります。
ピノ・グリのワインは印象として少々肉厚に感じることが多く、たいていミディアムボディで、ものによってはフルボディと呼べるものもあります。
樽香はつけません。
ピノ・グリは、アルザス地方で重要なブドウ品種ですが、
イタリア北部全体で広く栽培されているほか(ピノ・グリージョ)、ドイツでも植えられています。
ドイツではルーレンダーと呼ばれます。
カリフォルニア州でもピノ・グリを造る生産者が増えてきています。
しかし大量生産的なワインが多く、なぜかイタリアに倣って「ピノ・グリージョ」とラベルに書かれており、香りも風味もニュートラルで特徴のないワイン、もしくは中辛口でやや粗野な甘味を感じるワインがよく見られます。。
そのほか近年の動きとしては、ピノ・グリはアメリカのオレゴン州で成功を収めています。
ニュージーランドのピノ・グリも果実味がしっかりして美味しくて、ぼくもたまに飲みます。

写真は2年前にセブ島のビーチで飲んだニュージーランドのピノ・グリです。
至福のひとときでした~!

シャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨン・ブランに続いて4つめの白ブドウは何にするか迷いましたが・・・
白ブドウの4つめはピノ・グリにします!
◆ピノ・グリ◆
ピノ・グリは、「ピノなんとか」と呼ばれるブドウ品種のひとつです。
ほかの「ピノ」には、ピノ・ノワール(黒ブドウ)、ピノ・ムニエ(黒ブドウ)、ピノ・ブラン(白ブドウ)などがあります。
ピノ・グリのグリはグレーの意味で、果皮はややピンク色をしていますが、白ブドウのひとつです。

▲アルザス地方のピノ・グリ
ピノ・グリの本拠地はフランスのアルザス地方です。
イタリアではピノ・グリージョと呼ばれます。
ピノ・グリは、桃やアンズやオレンジの皮のような風味が豊かなワインです。
果皮がピンク色なので他の白ワインに比べるとワインの色も若干濃くなりやすく、味わいにコクが出やすいのもこのブドウの特徴です。
そのため赤ワインの少ないアルザス地方では、豚肉など肉料理に合わせることもよくあります。
ピノ・グリは酸味は際立って高くありませんが、熟しやすい品種で、アルコール度が高くなりやすく、すこし甘く感じることもあります。
ピノ・グリのワインは印象として少々肉厚に感じることが多く、たいていミディアムボディで、ものによってはフルボディと呼べるものもあります。
樽香はつけません。
ピノ・グリは、アルザス地方で重要なブドウ品種ですが、
イタリア北部全体で広く栽培されているほか(ピノ・グリージョ)、ドイツでも植えられています。
ドイツではルーレンダーと呼ばれます。
カリフォルニア州でもピノ・グリを造る生産者が増えてきています。
しかし大量生産的なワインが多く、なぜかイタリアに倣って「ピノ・グリージョ」とラベルに書かれており、香りも風味もニュートラルで特徴のないワイン、もしくは中辛口でやや粗野な甘味を感じるワインがよく見られます。。
そのほか近年の動きとしては、ピノ・グリはアメリカのオレゴン州で成功を収めています。
ニュージーランドのピノ・グリも果実味がしっかりして美味しくて、ぼくもたまに飲みます。

写真は2年前にセブ島のビーチで飲んだニュージーランドのピノ・グリです。
至福のひとときでした~!
