バイザグラスのソムリエ松沢裕之です。
このブログは毎日1記事ずつ書いています。
昨日で50個目の記事となりました。
今回が51個目。
50回を超えたのを機に、今日からブログのタイトルを変えました。
「早稲田ワインアカデミー」っ!
なんとなく、ワインをシッカリ学ぼう!というニュアンスが伝わってきませんか (笑)
あっ、でも「気楽にワインを学ぼう!」というコンセプトは変えていませんので。
なぜ早稲田かって?
それは、ぼくたちバイザグラスの会社が早稲田にあるからです!

ぼくがワインを飲み始めたのは、もう25年くらい前のこと。
社会人になってオトナの店に行きたくて、
少ない給料でバーやレストランなど洒落たお店をちょくちょく巡っていました。
そんな中、ある頃からシャブリなど辛口の白ワインを飲んで美味いっ!と感じるようになったのがきっかけです。
その後は赤白問わず家でも外でもワインを飲む機会は増えていきましたが、
「飲む」のが専門で、ワインの知識はほとんどありませんでした。
飲んだワインの名前やブドウなどを調べたりもするのですが、
理解が断片的であまり蓄積されず、すぐに忘れてしまっていました。。
ワインを飲む頻度が増えるうちに、値段がリーズナブルで美味いワインに当たることもあるのですが、
困ったことに、美味しくないワインに当たることも多くなっていきました。
美味しいワインを選ぶための知識がなかったのので、当たり外れも結局「運次第」のところがありました。
もちろん高いお金を払って「良いワイン」を飲めば美味いワインに当たる確率は跳ね上がるわけですが、
それでは家計が持ちません。。
本当にワインを楽しみ続けるためには、
値段が手頃かつ美味しいワインを選ぶ必要がある
ということに気づきました。
そして、
値段がリーズナブルで美味しいワインを選べるようになるためには、やはりワインを勉強する必要がある
という結論に至ったのです。
ワイン飲む暦が15年を過ぎた頃、
ワインについてまとまった知識を身につけたい、ちゃんと勉強してみたいという思いがいよいよ強くなり、
ついにワインスクールの門を叩きました。
のべ3年間スクールに通い、本業のかたわらワインバーで4年間アルバイトして、ソムリエ資格も取りました。
そのようなぼく自身の経験から、次のことが言えます。
「ワインのことを知ると、ワインがもっと楽しくなる」
”ワインを味わうのに知識なんて必要ない”
・・・ 確かにそのとおりです。
たとえばテニスのルールを知らなくても、テレビでテニスの試合を観たら、それなりに楽しめますよね。
でもテニスのルールや打ち方のテクニック、戦術、それぞれの選手の特徴などを知れば、テニスをより一層楽しめると思いませんか。
ワインについても同じことが言えるのです。
とはいえ、ワインって種類もものすごく多いし、何から手をつければよいか・・・
と悩むものです。ぼく自身もそうでした。
雑誌やネット等で、
あのワインは美味しいよとか、
このワインはこんな料理に合うよとか、
その時その時の個別的・断片的な情報はたくさん流れてくるのですが、
ほとんどは読み捨てられていく使い捨てのような情報(フロー)ばかりで、
なかなかまとまった知識が蓄積(ストック)されていきません。。
ワイン全体を「森」にたとえれば、ただ流れてくる個別的なワイン情報は「枝」とか「葉」、せいぜい「木」みたいなものです。
ですから、ぼくはワインバーにいたときも、
いまのバイザグラスのワインセミナーでも、
お客様に説明するときは、
枝葉のような情報の中で埋もれてしまわないように、
まず「ワインの全体像」から入っていただくことをコンセプトとしています。
そうすれば、個々の木々や枝葉に翻弄されることなく、
空を飛ぶ鳥の目のように、「ワインの森」全体の様子を眺めることができるからです。
「ワインの全体像」をつかんでいれば、
・ いま飲んでいるワインがワイン全体の中ではどのような位置づけになるのか
・ この次はどういったワインを試してみると面白いか
等が体系的に考えられるようになるのです。
そのために、そんなに込み入った知識は必要ありません。
まず必要なのは、浅くてもワイン全体を網羅した骨格つまり基礎的知識です。
この基礎的な部分についてはシッカリと身につけて土台を作ってしまったほうが、
その後のワインライフがより楽しく、充実したものになることは間違いありません。
「ワインの基本を学んで、ワインライフをさらに充実させよう」
「一生使えるワイン知識を身につけてみませんか」
そんな気持ちをこめて、
ちょっぴりマジメなワインブログ「早稲田ワインアカデミー」を書き続けようと思います。
よろしくお願いします。

このブログは毎日1記事ずつ書いています。
昨日で50個目の記事となりました。
今回が51個目。
50回を超えたのを機に、今日からブログのタイトルを変えました。
「早稲田ワインアカデミー」っ!
なんとなく、ワインをシッカリ学ぼう!というニュアンスが伝わってきませんか (笑)
あっ、でも「気楽にワインを学ぼう!」というコンセプトは変えていませんので。
なぜ早稲田かって?
それは、ぼくたちバイザグラスの会社が早稲田にあるからです!

ぼくがワインを飲み始めたのは、もう25年くらい前のこと。
社会人になってオトナの店に行きたくて、
少ない給料でバーやレストランなど洒落たお店をちょくちょく巡っていました。
そんな中、ある頃からシャブリなど辛口の白ワインを飲んで美味いっ!と感じるようになったのがきっかけです。
その後は赤白問わず家でも外でもワインを飲む機会は増えていきましたが、
「飲む」のが専門で、ワインの知識はほとんどありませんでした。
飲んだワインの名前やブドウなどを調べたりもするのですが、
理解が断片的であまり蓄積されず、すぐに忘れてしまっていました。。
ワインを飲む頻度が増えるうちに、値段がリーズナブルで美味いワインに当たることもあるのですが、
困ったことに、美味しくないワインに当たることも多くなっていきました。
美味しいワインを選ぶための知識がなかったのので、当たり外れも結局「運次第」のところがありました。
もちろん高いお金を払って「良いワイン」を飲めば美味いワインに当たる確率は跳ね上がるわけですが、
それでは家計が持ちません。。
本当にワインを楽しみ続けるためには、
値段が手頃かつ美味しいワインを選ぶ必要がある
ということに気づきました。
そして、
値段がリーズナブルで美味しいワインを選べるようになるためには、やはりワインを勉強する必要がある
という結論に至ったのです。
ワイン飲む暦が15年を過ぎた頃、
ワインについてまとまった知識を身につけたい、ちゃんと勉強してみたいという思いがいよいよ強くなり、
ついにワインスクールの門を叩きました。
のべ3年間スクールに通い、本業のかたわらワインバーで4年間アルバイトして、ソムリエ資格も取りました。
そのようなぼく自身の経験から、次のことが言えます。
「ワインのことを知ると、ワインがもっと楽しくなる」
”ワインを味わうのに知識なんて必要ない”
・・・ 確かにそのとおりです。
たとえばテニスのルールを知らなくても、テレビでテニスの試合を観たら、それなりに楽しめますよね。
でもテニスのルールや打ち方のテクニック、戦術、それぞれの選手の特徴などを知れば、テニスをより一層楽しめると思いませんか。
ワインについても同じことが言えるのです。
とはいえ、ワインって種類もものすごく多いし、何から手をつければよいか・・・
と悩むものです。ぼく自身もそうでした。
雑誌やネット等で、
あのワインは美味しいよとか、
このワインはこんな料理に合うよとか、
その時その時の個別的・断片的な情報はたくさん流れてくるのですが、
ほとんどは読み捨てられていく使い捨てのような情報(フロー)ばかりで、
なかなかまとまった知識が蓄積(ストック)されていきません。。
ワイン全体を「森」にたとえれば、ただ流れてくる個別的なワイン情報は「枝」とか「葉」、せいぜい「木」みたいなものです。
ですから、ぼくはワインバーにいたときも、
いまのバイザグラスのワインセミナーでも、
お客様に説明するときは、
枝葉のような情報の中で埋もれてしまわないように、
まず「ワインの全体像」から入っていただくことをコンセプトとしています。
そうすれば、個々の木々や枝葉に翻弄されることなく、
空を飛ぶ鳥の目のように、「ワインの森」全体の様子を眺めることができるからです。
「ワインの全体像」をつかんでいれば、
・ いま飲んでいるワインがワイン全体の中ではどのような位置づけになるのか
・ この次はどういったワインを試してみると面白いか
等が体系的に考えられるようになるのです。
そのために、そんなに込み入った知識は必要ありません。
まず必要なのは、浅くてもワイン全体を網羅した骨格つまり基礎的知識です。
この基礎的な部分についてはシッカリと身につけて土台を作ってしまったほうが、
その後のワインライフがより楽しく、充実したものになることは間違いありません。
「ワインの基本を学んで、ワインライフをさらに充実させよう」
「一生使えるワイン知識を身につけてみませんか」
そんな気持ちをこめて、
ちょっぴりマジメなワインブログ「早稲田ワインアカデミー」を書き続けようと思います。
よろしくお願いします。
