バイザグラスのソムリエ松沢裕之です。
今日は久々に日本のワインを飲んでみました。
わが国の代表的なブドウ品種「甲州」の白ワインです。

外観は、淡い、グリーンがかったレモンイエロー。
柑橘系の香りがします。
レモン、かぼす、すだちなどを思わせる、爽やかな香りです。
甲州というブドウから来る豊かな酸味を感じます。
味わいとしては、「キレのいい」ワインですね。
逆に言えば、果実味の凝縮感はなく、サラリとした感じです。
若干の苦味をともない、同時に硬質の水やミネラルウォーターを飲んだときのようなミネラル感も感じます。
刺身、寿司はもちろん、生ガキ、サンマの塩焼きなど、和食全般に合うでしょうね。
厳格なワイン法が存在するヨーロッパ諸国のワインと異なり、
日本のワインは海外のブドウ原料を一部使ったワインでも「国産ワイン」と表記できてしまうなど、
ワインの原産地表示においてはずいぶん緩いところがありました。。
それでも2013年に
「山梨」がワインの地理的表示として認定され、
EUなど海外に輸出できるような法的基盤も整いつつあります。
このワインのラベルにも「GI Yamanashi」って書かれてますよね。
※GI = Geographical Indications(地理的表示)

GI Yamanashi を名乗るには、
①山梨県産ブドウを100%使用すること
②山梨県内で醸造、瓶詰めしたワインであること
③「甲州」と表示する場合は、ブドウは甲州100%であること
などの定めがあります。
日本でも、2015年に初めて「日本ワイン」の定義や表示ルールが制定され(日本版ワイン法)、2018年10月から施行されます。
2020年には東京オリンピックもありますし、世界の人々に日本のワインをPRするチャンスです。
これから、ますます日本のワインが世界に羽ばたいていくといいですね!

今日は久々に日本のワインを飲んでみました。
わが国の代表的なブドウ品種「甲州」の白ワインです。

外観は、淡い、グリーンがかったレモンイエロー。
柑橘系の香りがします。
レモン、かぼす、すだちなどを思わせる、爽やかな香りです。
甲州というブドウから来る豊かな酸味を感じます。
味わいとしては、「キレのいい」ワインですね。
逆に言えば、果実味の凝縮感はなく、サラリとした感じです。
若干の苦味をともない、同時に硬質の水やミネラルウォーターを飲んだときのようなミネラル感も感じます。
刺身、寿司はもちろん、生ガキ、サンマの塩焼きなど、和食全般に合うでしょうね。
厳格なワイン法が存在するヨーロッパ諸国のワインと異なり、
日本のワインは海外のブドウ原料を一部使ったワインでも「国産ワイン」と表記できてしまうなど、
ワインの原産地表示においてはずいぶん緩いところがありました。。
それでも2013年に
「山梨」がワインの地理的表示として認定され、
EUなど海外に輸出できるような法的基盤も整いつつあります。
このワインのラベルにも「GI Yamanashi」って書かれてますよね。
※GI = Geographical Indications(地理的表示)

GI Yamanashi を名乗るには、
①山梨県産ブドウを100%使用すること
②山梨県内で醸造、瓶詰めしたワインであること
③「甲州」と表示する場合は、ブドウは甲州100%であること
などの定めがあります。
日本でも、2015年に初めて「日本ワイン」の定義や表示ルールが制定され(日本版ワイン法)、2018年10月から施行されます。
2020年には東京オリンピックもありますし、世界の人々に日本のワインをPRするチャンスです。
これから、ますます日本のワインが世界に羽ばたいていくといいですね!
